POOPEE ブログ(おもらし小説・動画・画像)

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2016年03月01日

とある鎮守府の失禁報告(12)

「…Admiral。」

「ん?どうした?」

「いつまでこのつまらない書類とやらの整理をしなくてはいけないの?」

「いけないのって…それが秘書艦の仕事だし…。」

「もう飽きたわ!もっと遠征とか演習とかに…!」

「演習は午前の予定終わっちゃったし元々お前は遠征要員じゃないだろ…。」
「それにまだお前はここに来て日が浅くて練度もまだ低めなんだし今のうちにこういうこと覚えてもらわないと。」

「もう覚えたわ!ほらもうここまで終わったのよ!」

「はいはいすごいすごい。じゃあ残りもその調子でやってくれ。」

「ちょっと、もっと褒めてくれてもいいんじゃないの!?」


今年に入ってこの鎮守府に着任したビスマルク。
着任から1ヶ月が経ち、ようやくここでの生活にも慣れてきた。
今月からは秘書艦を務めており、ここ最近は出撃よりも雑務の方が多くなっていた。
そのことにビスマルクはへそを曲げているのである。




「それにこの部屋寒くない!?他の部屋は暖かいのに!」

「節約だよ節約。夜はさすがに暖房コタツガンガンだけどな。」

「そう、そうよ!コタツよ!それがあればこの仕事ももっと捗るわ!」

「この前そのコタツに入って昼寝こいたのはどこの誰でしたっけ。」

「ぐ…!」

「いいから早くやってくれ。俺のほうもなるべく早く終わらせるようにするから。」
「本部から次の作戦予定も送られてきてるし、作戦前には終わらせておきたいんだ頼むよ。」

「ふん…この私を頼りにしてるということでいいのかしら?」
「ではなんとも未熟なAdmiralのためにこの私がもう少し頑張ってあげるわ。」

「へいへい、頑張ってくださいな。」
(どこぞのレディーみたいに自分が頼られると気合が入るみたいだな。)


ビスマルク自身、自分が扱われやすいことなど気づいてもいないようだが
人に頼られると答えずにはいられない。
そんな性格が功を奏したのか、再び机に向かい始め書類整理を再開する。


「しかし多いわね、それも全て手書きなんでしょ、これ…。」

「まぁ戦績表とか、開発とかの日々の任務に関するものも混ざってるけど大半は報告書だな。」

「これ早い人だったらどれくらいで終わるの?」

「頑張っても2時間。」

「はぁ…。」


ここに着任する前は毎日が演習、出撃の訓練だったこともあって今の雑務は正直うんざりだ。
日本語はある程度理解できるが専門用語が混ざってくると辞典で調べなくてはいけないし
それを繰り替えす内に無駄な時間を過ごしているように感じてしまうのだ。


(それもこんな寒い部屋でやるなんて…仕事とはいえモチベーション上がらないわね。)


それでも心のどこかでやり遂げなければと思っているのは戦艦のプライドか。
逆にこんなこともできないのかと思われる方がビスマルクにとってはたまらなく嫌だったので
結局はやることになってしまうのであった。


(まぁ、ほどほどにやればそのうち終わるでしょう。)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「…。」

「…。」


あれから正味1時間強が経っただろうか。
作業を再開してからというもの、二人は必要以上のやりとりはせずお互いの作業に没頭していた。
いや、実際は作業中の提督の凄まじい気迫に押され
ビスマルクが徐々に話しかけづらくなっていたというのが正しいだろう。
書類の内容自体は同じことの繰り返しに等しいのでそこまで困ることではない。
問題は別のところにあった。


(Pipi…行きたい…。)


まさに話しかけづらくなった頃から尿意を覚えていたビスマルク。
暖房は一応ついているとはいえ足がひんやりするほどには寒い室内。
提督の邪魔になるからと思い声をかけずにいたが
かといって何も言わずにトイレに行くわけにもいかない。
本来なら一声かけて行けばいい話なのだが
何より戦艦としてのプライドが、トイレに行ってくる、と提督に言う行為自体を許さなかったのだ。
まるで先生トイレに行ってきますという児童のような振る舞い。
戦艦たるもの、用足しは人知れずするものであるというビスマルクなりのこだわりがあったのだ。


(終わってから行こうかと思ってたけどやっぱりまだ溜まってるわね…。)


「ぁ、ぁの、Admi…」

「…。」カリカリ


(やっぱり言えるわけない…すごく集中してるし何よりそんなこと面と向かって言ったら恥もいいとこだわ。)
(…やはり終わらせてからにしましょう、それまでなら我慢できるはず…。)


そのこだわりが邪魔をし、自らの尿意に苦しむことになってしまったビスマルク。
早い人なら2時間ほど、という言葉を信じなるべく早く終わらせようと鉛筆を走らせる。
しかしここにきて室内の寒さがじわじわと効いてきており、尿意は高まっていくばかりだった。
無意識のうちに座り方を変えたり、座りながらもじもじ動いたりと
また作業を進めるうちに明らかにその挙動が変化していた。


(……ん、……ふぅ……、けっこう、まずい…かしら…?)


あれからさらに1時間、それなりに集中してこなした甲斐もあって
ビスマルクのほうはほとんど書類の整理が完了していた。
提督のほうはまだ全体の4分の1ほど残っているが、あれから集中力が全く切れていないようだ。
ビスマルクが見つめる今も黙々と作業をしている。


(んんん…ぁ、ぁぁ…Pipi…ふぅ、ふぅ、やっぱりまずいわ、これ…!)


ビスマルクもほとんど終わりに近いのだが、尿意のせいで集中力は完全に途切れてしまっていた。
提督は気付いてないがさっきよりも動きが激しくなっている。
完全におしっこを我慢している動きなのだ。


モゾモゾモゾ・・・


(んん…!し、仕方ない…もう恥ずかしいとか言ってる場合じゃなくなってきた…!)


耐えるつもりでいたがどうやらその思惑が外れてしまったようだ。
多少の後悔の念を持ちながらも、意を決して提督へ声をかけようと立ち上がる。


「あ、Admiral…。」


コンコン


しかしビスマルクが立ち上がったのと同時に提督室のドアがノックされた。


「…はい、どうぞ。」


・・・ガチャ


「失礼いたします。」


入ってきたのは明石。
台車で何かを運んできたようだ。


「提督、発注していた資材が届きましたがどうしましょう。」

「お、そうか、ではそのまま工廠へ運んでほしいところだが…量が量だな。」

「一応外にももう一式あります。」

「ん、…お?ビスマルクもうほとんど終わってるじゃないか。」

「え、あ、ま、まあね。」

「さすがだな、じゃあすまんビスマルク運ぶのを手伝ってやってくれないか?」

「え、あの、わ、私は…。」

「いやー助かった。残りはあとで俺がやっておくから頼む。」

「え、えぇ、こんなのできて当たり前よ。…資材運ぶわ。」

「頼むな。あと運び終わる頃には今度の礼号作戦の面子を集めて会議するからお前も参加するように。」

「えぇ…わかりました。」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「すみませんビスマルクさん、本当は私がやればいいのに…。」

「いいのよ気にしなくても、これも秘書艦とやらの仕事なんだろうし。」

「でも助かりました!あと一往復ぐらいで終わりそうですし、もうビスマルクさんは戻られてください!」

「…わかったわ。」

「ありがとうございましたー!」


ある程度資材を運び終わると後は明石が引き受けてくれたので
工廠から鎮守府へと向かうビスマルク。
無意識のうちに早足へと変わる。


「明石は悪くないけど…Toilette行きそびれちゃったじゃない…!」


資材運び自体そこまで長い作業ではなかったのだが
鎮守府から工廠まで何往復もする間
海からの冷たい風にさらされっぱなしだったのだ。
そのおかげで鎮守府に戻る今も少し力を入れないと出てしまいそうなほどには尿意に限界が迫っていた。


(ほんとに、まずいわ…!会議の前にToilette行かないと、最悪の場合…。)


もうなりふり構ってはいられなくなってきた。
とにかくトイレを最優先事項に、鎮守府に入る。
すると玄関にはちょうど提督室に戻ろうとするところだと思われる提督が。


「おぉビスマルク終わったのか。ちょうどよかった、すぐ会議やるからついてきてくれ。」

(えっ!T、Toilette…。)
「ぁ…。」

「どうした?」

(…やっぱりだめ。)
「…わかりました。一緒に向かいます。」


最悪のタイミングとはこのことだ。
トイレはすぐそこにあるにもかかわらずついてきてくれと言われてしまい
とっさの返事でビスマルクはそのチャンスを自ら潰してしまった。
そこではやはり恥ずかしさやプライドが邪魔をしてしまっていた。


(バカ…!素直にToiletteと言えばいいのに…ほんとバカ…!)


素直になれない自分に後悔する。
しかし会議は概要説明と言っていたので
そこまで時間がかからないことに望みをかけるしかなかった。


(頑張るのよ…会議中に失敗なんて、絶対にできないんだから…!)


提督室には既に作戦に該当するメンバーが集まっていた。
ビスマルクは礼号作戦には参加しないものの
作戦への初参加となることもあって端のほうで一緒に聞いておくように促された。
資料が配られ、図面や小さい黒板を使って説明が進められていく。


「今回は主に3つの作戦が展開されるようになっており――」

(んん…ん…Pipi…!したい…!)モゾモゾ

「またそれぞれのおおまかな敵編成は――」

(…したい、したい、Toilette行きたい…!はぁぁっ…!。)モジモジモジ


言われた通りにビスマルクは端の方で聞いているものの、説明は一向に頭に入ってこない。
しかも聞いている間はほぼ立ち姿勢のためあまり露骨に動くこともできず
そのことがより我慢への意識、焦り、不安を高めさせていた。


(くっ…!なんで、名誉ある戦艦の私がこんなことで焦らなければいけないのよ!)
(でも…もう、無理…じゃないけど、んんん…いえ、無理…!)


説明を受けている艦娘達からは見えないので
我慢の仕草がバレることはない。
しかしこれがいつまでも続くわけではない。
限界がくるのは時間の問題だが、ビスマルクには早く会議が終わるよう祈ることしかできなかった。


(はぁ、はぁ、はぁ、はぁぁっ…!)
(んぐぅぅぅぅぅ…Pipi…Pipi…ふんんんん…!)


頭の中でおしっこを連呼する。
普通なら非常に恥ずかしいことだが頭の中ならそれも周りにはわからない。
しかし状況は悪くなる一方で
口を一文字に閉め握りこぶしを作り時折顔を下に向ける仕草が増えてきた。


(もう…限界よ…!もう…でもここじゃだめ、絶対してはだめ…!)

「なので最初は〜…おいビスマルク聞いてるか〜?」

「…。」

「…ビスマルク!!」

「っっ!!」


ジョッ!・・・チョロ


(ぅあっ!?く…出しては、だめ…だめよ…!)


提督の声に驚き、一瞬力を緩めてしまった。
すぐに力を込めなおし我慢を続ける。


(あぁ…あ、危ない…!く…!)

「…ビスマルク、聞いていたか?」

「ぁ…Verzeihung、少し考え事をしていたわ。」

「…お前は礼号作戦終了の後、北海道に出撃する艦隊の1人だ。」
「まだ時間があるとはいえ、集中してないのはいただけんな。」

「えぇ…申し訳ありません、続けてちょうだい。」

「…ん。では初期作戦の編成だが――」


提督の声でほんの一瞬ではあるが提督室にいた皆がビスマルクに注目した。
必死に我慢している様を悟られたくないビスマルクにしてみれば
もし皆にばれていたらそれだけでも恥ずかしいことだ。
しかし時既に遅し。


(ぁう…少し濡らしてしまったわ…どうしよう…。)


やはりさっきの感触は間違いではなかった。
触らなくてもわかるほど下着がじんわりと濡れており
どうやらちびってしまっていたようだ。


(お願い…早く終わって…!もうもたない…!)


もう二度とさっきと同じことは起きないだろうが
このままでは最悪のシナリオが待ち構えていることに変わりはない。
ビスマルクはまた立ち姿勢でお腹に力を入れ
最小限の動きしかできない中で懸命に我慢を続けた。
人生でこれほどの我慢は生まれて初めてで
誰に言うわけでもないのだが、その我慢を現在進行形で続けている自分を心の中で褒め称えた。
そして最後に作戦日程が言い渡されたところで会議は終了した。


(やっと…やっと、Pipiできる…!もう限界…!)


最後まで気は抜けないとわかっていつつもビスマルクは安堵する。
これまでの我慢がようやく報われるのだ。
編成のメンバーが出ていくのを見送ると、提督から声をかけられる。


「ビスマルク、大丈夫か?少し挙動が変だったけど。」

「…ぇ!?…何言ってるのよ、いつも通りよ。」
(ば、ばれてる…?)

「うーんそうか?じゃあ気のせいだったか。」

「…Admiral、実はさっき工廠に忘れ物をしたのを思い出したの。取りに行ってきてもいいかしら?」

「ん?そうか。もう書類整理は特にやる必要ないから行ってきていいぞ。」

「じゃ、じゃあすぐに取ってくるわ!」

「お、おう…。」


そう言って足早に提督室を出ていく。


「…でもあいつ何も持って行かなかった気がするけど…。」


(Pipi…!Pipi…!)


タッ、タッ、タッ、タッ


(…っっ!)


タッタッタッタッタッ


(んんんんぁぁっ…!もうだめぇっ!)


ダダダダダダダダ!


最初は誰かに会うことも予想して平静を装っていたが
そんな余裕は既に無くなっていた。
溢れる寸前の尿意を抱えてトイレに向かって走るビスマルク。


ショッ…ツ、ツ、ツ、ツ、ツ


「ぅ…!ぁ…!いやっ…ぁっ…!」


そして走りはじめたその時から限界を超えて徐々に股間から液体が漏れ出す。


「ん、ん、んんっ!ちょ、ちょっと、ちょっとまって…!」


さっきよりも暖かく、さっきよりもよりじんわりと濡れた感触を抱えトイレへと飛び込む。


シュル、シュルシュルシュル・・・


「だっっっめぇぇぇえええ!!」


最後の力を振り絞り何とか溢れだすのを押さえようとするが
それを完全に押さえることはできず徐々にその圧力に押されていくのだった。


ジュワァァァァァァァ・・・



「んんんぁぁぁああああ!!!」


バタン、ガチャッ!


ジュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・


「ぅぁぁっ…!ぁ、はぁぁぁ…ぁ…///」


トイレに入る前に既に漏れだしていたそれは
個室に入った瞬間に決壊し、勢いよく放出され始めた。


シュゥゥィィィィィィビチビチビチビチビチビチ・・・!


出る勢いに伴って響くシュィィィという音で、いかに我慢していたか、いかに溜め込んでいたかがわかる。
個室に入って少し足を開き、閉めたドアに背中を預けたままのビスマルクを
やっと出したいものが出せた達成感とこみ上げてくるなんともいえない高揚感が包んだ。


「はぁぁ…///…ん、くっ!」


加えてそれまで我慢していたものからの解放感に一瞬浸ってしまうビスマルク。
すぐさま我に返り、吸収量を越え今まさにおしっこが溢れ出ている下着に手をかけ
脱ぐと同時に勢いよく便器の上へしゃがみ込む。


ジョロロロロロロロロロロロロロロロ・・・


「はぁっ、はぁっ…ぐっ…ぅん…!」


ジョロロロロロロロロロシィィィィィィ・・・チョロロロロロッ


「はぁ、はぁ…間に合った…間に合ったんだ…はぁ…。」


本当はわかっていながらも自分に言い聞かせるように呟く。
他人が見たらまるで放心状態であるかのような顔でしゃがみ込んでいたが、
しばらくしてゆっくりと立ち上がる。
下着は完全に降ろしたままだ。


ピチャッ


「…。」


一歩後ろに下がると足元に響くピチャッという音。
ビスマルクは認めたくないと思いつつも、まるでホラー映画のように恐る恐る後ろを振り向く。
便器の後ろ側には個室から少しはみ出す程度には広がった薄黄色の水たまり。
そして自分が履いている黒パンツはもちろん股間からソックスにかけて足全体がびしょびしょに濡れている。
それは明らかに自分がやらかしてしまったことの証だった。
いくら目をそらそうとしても突きつけられる現実に情けなさがこみ上げてくる。


「私が…harninkontinenz…私が…?」
「Toiletteには間に合ったのに…なんで…んぐ…。」


その情けなさを受け入れることができず次第に涙目になっていく。


「ぐ…ひぐっ…私が、こんな…。」
「んぐ…か、片付けなきゃ、誰か来る前に…。」


そうここはトイレとはいえ鎮守府のど真ん中と言っても過言ではない。
誰が入ってくるかわからないところにいつまでも長居はできないのだ。


「常にネタを探し回ってるやつもいるとかいう話だし…まずは床を拭きましょう。」


???「くしゅん!」


カラカラとトイレットペーパーを巻き取る音を響かせ懸命に床を拭く。
ツンとしたアンモニア臭が個室中に漂い
自分にも臭いがついていないか心配になったが
個室には消臭スプレーも備えてあるのでそこは安心だった。


「次は、これを洗わなきゃ…。」


すっかりおしっこが染み着いた下着を持ち個室を出る。


ガチャ


「ん?」

「…え。」


ドアを開けたビスマルクの目に飛び込んできたのは長門だった。
初期に着任した戦艦で秘書艦経験も豊富なことから
ここ最近はビスマルクの教育係になっている。
しかしビスマルクは長門の偉そうに見える態度や口調が気に入らず
長門は長門でビスマルクの素直にならない性格にやきもきしている日が続いていた。
会議には参加していなかったのによりにもよってこういう時に一番見られたくない相手に見られてしまったビスマルク。
突然のことで軽くパニックになってしまう。


「ぇ、ぁっ、ぁぁ、そのっ…。」

「ん?なんだ貴様その格好は。はしたないぞ。」

「ちがっ…あなたには関係ないことよ。」

「ビスマルク…貴様漏らしたのか?」

「…!」ビクッ


まるで全てを見透かされたような感覚。
この状況を見られてはそれがバレてしまうのも当然といえば当然だ。
長門に言い返すことや言い訳すらもできず
ビスマルクは黙っていることしかできなかった。
しかしそれは自分の失敗を肯定することに他ならなかった。


「…ふふ。」
「ふふ、あはははは!そうか漏らしたのか!」

「な、何よ…そんなにおかしい?笑うくらいならさっさと出ていってくれないかしら!?」

「あはははは、いや、すまん…ふふふ。…ふむ、どうやら今から片付けるようだし、私も手伝ってやろう。」

「い、いいわよ!自分でできるわよ!あと、下着洗うだけだし…。」

「ふふふ、そうかそうか、では私が使ってる下着を貸してやろう、部屋も近いしな。」

「ぃぃいらないわよ!」

「では下着を履かないまま鎮守府を歩くのか…?露出癖のある秘書艦など前代未聞だな。」

「ぐ…!わ、わかったわよ…。」

「なにか言うことがあるのではないか?」

「…。」

「ふむ、何もなければ別にいいぞ、頑張って自分の部屋に取りに行くがいい。」

「ああもう!下着を貸してください!お願いします!」

「よろしい、待っていろ。ふはははは。」

「相変わらず気に食わない態度だわ…完全にバカにしてるし…。」


出ていった長門の背中を追いながら愚痴をこぼす。
しかし普段の様子からまさか助けてもらえるとは思っていなかったのでビスマルクは少し困惑していた。
実際自分一人だったら下着を持ってくるのは難しいだろうし
別の誰かに見つかってもしかしたら言いふらされてしまったかもしれない。
そうなれば戦艦としての威厳なんて無くなってしまうし
日本でいうところのおもらし秘書艦なんてあだ名も付けられてしまったかもしれない。
それを考えれば少なくともドイツ艦以外では今自分と一番関わりのある長門に見られたのは不幸中の幸いだったのかもしれない。


「気に食わないけど…今日ばかりは感謝するしかなさそうね。」


しばらくして長門が戻ってくる。
手渡された白の下着を履き、濡れた黒の下着は持ってきたビニールに入れ、後で処分することにした。


「…。」

「ふ…まぁこういうこともある。これに懲りたらもっと私の言うことを聞くことだな。」

「別に…あなたは関係ないじゃない。」

「一応貴様の教育を任されているからな。このまま貴様がふがいないままでは私の信頼にも関わる。」

「ふがいないって今回のことは関係ないでしょ!」

「ふふ、もらした今のお前はこれでもかというほど情けないがな。」

「あ、あなたねぇ…!」

「安心しろ。私は他人に言いふらすようなことはしない。」
「…が、少しだけ私に付き合え、悪いようにはせん。」

「…?いったい何を…ってちょっと引っ張らないで!」


長門に腕をつかまれ、そのまま引っ張られていく形で後ろをついて行く。
どこに行くかと思いきや、着いたのは提督室の前であった。


コンコン


「提督、入るぞ。」

「おう、長門か。」
「ん?ビスマルクもか?お前工廠に忘れ物取りに行ってたんじゃ…。」

「わ、私は別に…!」
(長門、どういうつもり!?まだパンツ捨ててないのに…!)


パンツが見つかることを恐れこっそりと手を後ろにやるビスマルク。


「どうしたもなにもこいつが便所で粗相をしててだな。」

「えっ。」

「な、長門!あなた…!」

「ふふ、戦艦ともあろうものが子供みたいだったぞ。」

「え、もしかしてずっと我慢してた…?」

「ぐ…!何をするかと思えば、こんなこと…!わざわざ恥をかかせるためにつれてきたの!?」

「まぁここに来て日が浅いのもあって緊張したのだろう。」
「しかしこれでは次の作戦が非常に心配だ、やはりここはこの長門が第二艦隊に…。」

「長門…お前第二艦隊に駆逐艦がいるからって…。」

「ち、違うぞ提督。私は一つの戦略として…。」

「それに粗相なら長門もあるじゃないか。」

「…へ?」

「…なっ!!」

「いやー今でも覚えてるわー最初の遠方出撃の作戦会議だったっけなー。」
「終わってみんなが出ていくまで我慢してくれたのはよかったけど目の前でジョロジョロと――」

「だああああああそれを言うなあああああ!!」

「ふ、ふん、なによ…偉そうなこと言っといてあなたも失敗してるんじゃない…!」
「しかもAdmiralの目の前でなんてっ、あぁ恥ずかしい恥ずかしい!」
「…そうか、だからあの時あなた嬉しそうにしてたのね!自分の仲間ができたから!」

「っっ…!ぅうるさい!貴様も漏らしたことに変わりはないだろう!」

「私はちゃんとToiletteに行ったもの。話聞いてると部屋でジョボジョボやっちゃったみたいだし、そんなはしたないあなたとは違くてよ。」
「それにそんなことで仲間意識なんて持ってほしくないわ!いい迷惑よ!」

「なんだと!私が見つけなければお前はどうなっていたか――」


ワーワーギャーギャー!


「あ、あのー、喧嘩するなら外でやって――」

「「うるさい!」」

「しぃましぇん…。」
(余計なこと言うんじゃなかった…。)


それからしばらくこの二人は会うたびに意地の張り合いを続け
お互いをいじり合いけなしあいの日々であった。
長門は相変わらずの上から目線で、ビスマルクもそれに対抗して鼻につく態度ばかり。
しかし戦闘ではなぜか息が合うようで
長期戦を予定していた北海道沖の作戦もあっさりと攻略してしまったのであった。


「ふん、今日は漏らさなかったようだな。」

「当たり前よ!あなたこそ発射の衝撃でこっそりちびったりしてるんじゃないの!」

「なにをー!」

「二人ともいい加減にして…。」


二人のしょうもない争いは桜が芽吹くころまで続いたという。







posted by kisyu at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | おしっこおもらし小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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一言:おもらし好きが高じて始めたブログも2年目に突入しました。
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